お茶の時間

毎日のちいさな出来事を綴ります

観劇記録 ジョジョの奇妙な冒険

2月17日 帝劇で上演中の

ジョジョの奇妙な冒険ファントムブラッド

を観劇して来ました

















「ジョジョの奇妙な冒険」

第一部 ファントムブラッドは

週刊少年ジャンプ1987年から連載が

始まり、そこから37年の時を経て

帝国劇場でミュージカル化されました



ダークなホラーサスペンスなので

いつも観劇するミュージカルとは全く

違う演目なので、

アニメ化されたものを事前に見て

観劇してきました



舞台の両サイドにバンド形式で

ドラムやギターの生ならではの振動が

アニメでも特徴的だった効果音に

生かされていて、役者さんの独特な

動きに合っていました


アニメを見た時より、キャラクターの

気持ちの動き、心情が歌で丁寧な

表現になっていたと思いました










主人公のジョナサンとディオは

育った環境も全く相反する

キャラクターですが、

陰と陽も音楽で分かりやすかったです



主人公のジョナサンを演じた

有澤樟太郎さん(Wキャスト)は

はじめましてでしたが、

生まれながらのお坊ちゃんから

ディオと知り合い色々な経験を経て

たくましい男性に成長していく過程が

繊細に分かりやすく演じておられ、

2幕ではかなり歌い上げられていて

おられました



ディオを演じた宮野真守さん

今回の遠征を決めたのは、宮野真守さん

の生の舞台を是非とも観劇したかった

のですが、やはり存在感が圧倒的すぎて

アニメのディオそのものでした〜!

歌唱力、演技はもちろん

オーラが凄かったです

アニメより人間味のあるディオで

父親であるダリオにかなり苦しめられて

育ち、ディオの繊細な気持ちが

より明確に表現されていていました


吸血鬼になってしまったけど、

ずっーと孤独でひとりだったんだと

胸が締め付けられるシーンが

たくさんありました


ツェペリ役の廣瀬友祐さん

主人公のジョナサンに波紋を伝授する

師匠で、アニメではかなり個性的な

オジサンですが、やっぱり廣瀬さんが

演じると気品があって、

ジョナサンさんと出会いのシーンも

お洒落な曲で素敵。

印象深かったですね



とにかくジョジョと奇妙な冒険の原作を

どう表現するのかワクワクしていましたが、

セットもかなり複雑で

舞台装置と場面転換の多さで

想像以上でしたね


1週間程遅れて始まった舞台ですが

出演される方、スタッフの方々の

安全確保に時間が掛かってしまったのが

分かるような気がしました



帝劇も今回で3回目の遠征でしたが、

来年2月には建て替えのために閉館し、

多分これで最後の観劇になるので

名残り惜しい気持ちで

いつもより滞在時間多めでロビーの

絵画やステンドグラスをゆっくり

見てきました
















素晴らしい舞台を観劇できた満足感で

帝劇を後にしました。


また兵庫で観劇予定なのですが

どれだけこの独特な世界観のキャラクター

が進化されてるのだろうと今から

楽しみです。