東京遠征の旅 2日目 マティス展へ
2日目は東京都美術館、
日本では約20年ぶりのマティス展へ
上野まで行ってきました。
8月20日はマティス展の最終日で
かなりの混雑が予想されるので
事前に予約して、お昼前に出かけました
絵画の作風が移り変わって、年齢と
共に生涯の創作活動の全貌が
分かる構成になっており、初期から
晩年の切り絵に至るまで150点が展示
されていました。
マティスが生きたのは、2つの世界大戦の
時代ですが、時代によって同じ窓の
作品でも全然違うものもありました。
マティスの粗雑に見える筆使いのタッチ
(ささっと色をつけた感じ)も
マティス展を見るにあたって
少し勉強していきましたが、
実は長い間、試行錯誤して熟慮された
ものと聞いていたので、興味深かったです。
4章〜6章は撮影可能だったので、
かなりの人混みで並べなかったものも
ありますが、好きな作品は
撮影してきました
❅赤の大きな室内
❅黄色と青の室内
❅夢
色彩の魔術師と言われたマティスですが
マティスにとっても形にも拘りがあって
何度も描き直し、色と形の調和を
考えて、見る人に安らぎを与えたいと
画風も変化してきたように思います。
マティスが残した言葉が
日曜美術館で紹介されていました
「私が夢見るのは、すべての人の心を
癒やす肘掛け椅子のような芸術である」
マティスが晩年手掛けた南仏にある
教会、ロザリオ礼拝堂の映像が
最後に紹介されていましたが、
ステンドグラスの色彩やアートが
描かれた空間は、マティスが残した
言葉通りの優しい穏やかな時間が
流れるような教会で、しばらく
ぼ〜っと見てました。
(画像はお借りしました)
マティス展、最終日なので混雑してるし、
どうしようかと迷いましたが、
素晴らしい作品の数々で、見応えもあり
本当に行けて良かったと感激です。
娘とも久しぶりにゆっくり話せたし
充実した一泊二日の旅行でした。
たまに同じ趣味のミュージカルを
一緒に観に行ったり、これぐらいの
距離感が良いのだな~と
改めて感じた旅行でもありました。
楽しいことはあっ~という間ですね。