お茶の時間

毎日のちいさな出来事を綴ります

観劇記録 ベートーヴェン

先週の1月19日、20日


兵庫県立芸術文化センター

KOBELCO大ホール










「ベートーヴェン」を観劇してきました



主演のベートーヴェンに井上芳雄さん

お相手役に花總まりさん

その他の出演者の皆さまも主役級の

俳優さんばかりです


















以前2021年に芳雄さんと花總さんコンビで

念願の「エリザベート」のチケットを

ようやく手に入れましたが、

コロナ禍もあり観ることが出来ず

今回はお二人を観劇出来ることを

かなり楽しみに劇場へ向かいました。


この舞台は構想10年、

謎に満ちたベートーヴェンの生涯で

今回は叶わなかった恋に焦点を絞っての

お話で日本では初演になります。


ミュージカルのオリジナル曲が一曲で

後は全てベートーヴェンの楽曲を

モチーフにアレンジされたものです。


「悲愴」「運命」「田園」「エリーゼのために」

など聞き覚えがあるメロディーラインの

ものもあれば、初めて聴いた楽曲もありました

ホールもクラシックやオペラ演奏される

ような音響設備が整えられたホールで

「ベートーヴェン」の開演されるのは

関西ではここが最適だったのではと

カーテンコールで芳雄さんも仰っていました。




(ホールの玄関口にあった風の中のベートーヴェン像)




幕開けから井上芳雄さんがずっと

歌いっぱなしで、とにかく圧倒されました

今回はミュージカル作品のなかでも

かなり楽曲が多くて大変だと知ってはいたものの

ここまで歌い上げておられるんだと。


井上芳雄さんの歌唱のあまりの素晴らしさに

感動したので、帰ってからも興奮冷めやらずで

寝不足になりました(笑)


その芳雄さんに負けず劣らずに

楽曲が多かったのが花總まりさん。

天使のような透き通る声のファルセットで

歌われる印象が強かった花總さんですが

今回は夫フランツとの言い争いの場面では

地声で力強い歌唱をされてたのに

少し驚きました。


夫フランツとの心通じ合わない生活に

気持ちを蓋をしていたトニ(花總さん)が

ルートヴィヒ(井上さん)と出会い

次第に夫に対する不満に気づかない

ふりをしていた自分の気持ちに気づき

最後の場面で夫フランツと対峙するトニの

あの力強い歌唱になったんでしょうね。



ルートヴィヒは幼い頃から父親から

音楽のスパルタ教育を受け、徐々に聴力を

失っていく恐怖を味わっていくという

どちらかというと陰のイメージですが、

芳雄さん演じるルートヴィヒは

とにかくエネルギッシュでかっこよかった〜!


また井上芳雄さんと花總まりさんで

この「ベートーヴェン」を再演して

ほしいと思います。





(画像はお借りしました)




「エリザベート」でどうしても観たかった

お二人をこんな素敵な演目で観劇出来た

事がとても幸せでした♡



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娘ともお正月以来の舞台観劇で

一緒に食事をして帰ってきました

















会うのがいつも舞台観劇なので

その話ばかりですが(笑)


こんな時間を大切にしたいと思います。